簿記2級は、受験資格の制限がなく学歴や年齢、性別や国籍に関係なく受験できる人気の検定試験です。ハローワークの求人にも必要な資格として簿記2級があげられています。転職や就職をお考えの方で事務職を希望している方にとっては、一度は簿記2級の受験を考えたことがある方が多いと思います。また、金融関係の職業では、昇進・昇格の基準になっていて社会人になってから仕事の合間に受験勉強をして、こんなに大変なのかと簿記の勉強に挫折して相談を受けることも少なくありません。
では、どうして簿記の勉強に挫折した人に、通信講座を選んだ人が多いのでしょうか。
目次
簿記の勉強方法 メリットとデメリット
簿記の勉強方法は、独学、通信教育、通学があります。通学講座の中でも特にマンツーマン講座で簿記資格を取得した人で多いのが、一度通信講座で勉強し挫折したことがある人です。
今回は通信教育で簿記の勉強をして挫折した人から聞いた、勉強方法のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
簿記検定の勉強に通信講座を選んだ理由
通信講座と言っても、紙の教材を使用した従来の通信講座から、講義の映像をDVDで視聴するDVD通信講座やWeb通信講座と勉強方法が増えています。簿記検定は、紙の問題用紙と答案用紙が配布されるペーパー試験です。紙の教材を自分で読むだけの通信教育だけではなく、自分の好きな時間にプロ講師の講座で勉強ができるようになっている講座が増えてきているようです。通信講座を選んだ人は、この、自分の好きな時間にプロ講師が教える講座の映像が観られるというのに惹かれて通信教育を選んだそうです。働いていたり、家庭があったり、学校の勉強と並行していたりすると自分の予定に合わせて勉強ができるところが通信講座のメリットに感じます。また、通信講座の一番のメリットとしては金額が手頃なところにあります。予算内でわかりやすい解説がついた教材を、時間をかけて自分のペースで学ぶことができるでしょう。
デメリットとしては、教材を選べない点です。簿記検定の内容は専門的な用語が多く、簡単でわかりやすい説明に置き換えるのはなかなか難しいものです。自分に合った問題の解説を探すのも骨が折れます。わかりやすいはずの教材が理解できないと中には自信を失ってしまう方も。その他、通信講座のデメリットとして声が上がるのが、繰り返し講座をDVDやWebで視聴できる点です。さきほどメzリットとしてあげた内容がデメリットにもなるんです。いつでも視聴できる点が、かえって集中して勉強することを妨げる原因になってしまうようです。せっかくの教材も勉強する人が集中して勉強しなければかけた時間もお金も無駄になってしまいます。通信講座を選んだ社会人の方で、「学生時代のように時間があればできたのに」「やればできたのに」という言葉をつい言いたくなった方も多いはずです。そんな、勉強ができなかった言い訳、したくないですよね。
少ない予算が魅力で通信講座を選んだけど・・・お金を無駄にするひとの特徴
仕事(学校)もプライベートも充実させたいひと
充実させたいがために、予定を目一杯入れてしまい、自宅でゆっくりテキストを読んだりDVDやWeb講座の視聴ができない。家に帰る頃にはゆっくり休みたい気持ちが優先してしまう。結果、睡眠欲に勝てない。
全て全力で取り組んでしまうひと
いつでも全力だから、教材も最初から最後まで全力で勉強。教材にはアンダーラインが多くて何が大切なのかわからなくなる。そのうち、勉強期間が長期化する原因に。長期化すると中には勉強を断念してしまうひとも。どこで力を抜いたらいいか、効率の良い勉強方法がひとりでは身につかない。結果、申し込んだ通信講座を無駄にしてしまう原因に。
孤独に弱い、モチベーションを維持できない
励ましてくれたり、「もっと勉強を頑張らないと」と叱咤激励してくれる相手がほしい。ひとりで勉強計画をたてて取り組めない。この勉強方法でいいのか、この計算方法でいいのかすぐに解決したい、このままでいいのか不安である。不安なままなんとなく勉強しているので、教材を一通りやっても身につかない。結果、せっかくのやる気を無駄にすることに。
とにかく時間が無い、性格が短気
自分のペースで好きな時間で簿記講座を受講できるが、もっと効率よく必要なことを知りたい。少し知識があったり自分の苦手なところだけ集中して勉強して早く進めていきたい。時間を無駄にしたくない!
数ある通学の講座で、ソフトキャンパスは完全マンツーマン授業。プロ講師が自分に合わせてわかりやすくお答えします。プロ講師が隣にいるから安心して簿記の勉強ができます。お金も時間もやる気も無駄にしたくないですね。