医療事務の基礎を知りたければどんな仕事か知る必要があります。仕事内容は様々ありますが知識が必要なのがレセプト作成です。もちろん医療事務の仕事も勉強も未経験で働いているという人もいますが働いてから苦労したり、家庭の事情などで転職した時にレセプト作成に必要な知識がないと困ると聞きます。なのでレセプトを作成できる十分な知識があることを証明する資格があります。そのレセプト作成で、なくてはならないアイテム、早見表についてご紹介します!
診療点数早見表って何?それは早見表や点数表と呼ばれる辞書のようなもの
ソフトキャンパスで医療事務を勉強する方には、診療点数早見表(早見表や点数表と呼びます)というのをお渡ししています。簡単に言うと医療事務の辞書、虎の巻のようなものです。医療の現場で医療事務さんたちが実際に使用しているものと同じものです。(出版社が違うものもあります)検定協会によってはこの早見表を持ち込んでもいいというものが多いので早見表にたくさんメモを書き込んでいただきます。
ソフトキャンパスの医療事務の講座では、この早見表から必要な情報を調べ上げることができるように勉強していきます。なぜかと言うと、診療行為は(細かく分けると)数千件あります!どうですか?びっくりしますよね。勉強するの難しい大変だと思いますよね。なのでたくさんある診療行為をすべて覚えるのは現実的ではないので、先に紹介した早見表という辞書から調べて探すことができることが大切なんです。診療点数早見表を調べて点数算定できればいいんです。医療事務の仕事で大切なのは診療報酬請求書(レセプト)を作ることができること。なのでそれが試験に出題されます。医療事務の試験対策で言えば、答えはこの辞書(早見表)の中に全部あるんです!
医療事務を勉強する人必見!勉強で大事なポイントは早見表と専門用語
その診療点数早見表(点数表)の細かい中身というよりは、早見表に出てくる専門用語や、早見表の引き方のコツについて説明します。その前に、早見表の事前準備があります。
それはインデックスを貼ることです!
なぜかというと早見表という辞書には、診療行為が分類ごとに並んでいます。この分類ごとに早く辞書が引けるようにしておくことが調べる時間短縮のコツになるからです。レセプトを作成するときはカルテと早見表を手元に並べて置いて、カルテの中に書いてある注射の項目、検査の項目など分類ごとに点数はいくらか調べて計算したり、カルテに記載があるものが算定していいものかどうかを調べていきます。もしかしたらソフトキャンパス以外の通信講座や通学生の学校で医療事務をすでに学んだ方の中には、この診療点数早見表を使ったことがないという方もいると思います。その理由としては、受験予定の試験に合わせて教材を使用しているようなので中には早見表を使わないで勉強するところもあるようですね。
ソフトキャンパスではどんな診療科に就職しても困らないように、ご自身で早見表を調べられるようになって欲しいということもあって教材として使用しています。さらにレセプト作成にはカルテの内容を読めないといけないですよね。レセプトには専門用語がありますので、専門用語の意味がわからないと点数算定できません。例えば「Rp」と言われて何かわかりますか?これは略称用語で、「レシピ」と読み、処方の意味です。こういった略称用語は、医療従事者や医療事務の勉強をしたことがないとなかなかわかるものではないですよね。なのでカルテで使われている略語を学び、忘れないようにメモしてもらっています。
話を戻して、絶対勉強を始める前にやってほしい勉強のコツは、使いやすいように早見表にインデックスを付けて調べやすくしておくことです。医療事務の試験の範囲はとても広いです。暗記するよりも辞書で調べて探すことが多くなりますので調べやすくする必要があります。よく調べるところはさらに付箋を貼ってマークしておくとよくといいです。自分の好きな付箋を使えば勉強する気分も上がったおすすめです。わたしも100均で安くてかわいい付箋を大量に購入して持っています。ちなみによく試験で出るところってどこかというと、代表的なのだと初診料ですね。授業で聞いた算定のポイントなど自分が読んでわかるようにメモを残してカスタマイズしてください。「自分が後で読んでわかるようにメモする」というのはかなり重要なメモのコツですよ!まだまだ語り足りませんが続きは次回にとっておきますね!