【医療事務を勉強している人必見!】診療報酬請求!医学管理の算定の方法

病院へ行って診察を受けて会計をしたときに、皆さん毎回請求明細を受け取るかと思います。その日の診察や治療にかかった費用(点数)が記載されている領収書のことです!その中に書かれている項目の一つに「医学管理」というものがあります。見たことがある方、これなんだろう・・・と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はご存じない方が意外と多い「医学管理」について算定方法と併せてご紹介します!今後病院に行った際には請求明細、医学管理をぜひチェックしてみてくださいね!

医学管理について動画で解説!まいこはん先生の医療事務配信はこちら↓

そもそも医学管理とは? 毎回算定するの?高い?

知らないうちに毎回取られている!なんでなのか分からないけど、毎回払っている!よくわからないけど領収書に高い項目がある!この高い項目は何?なんて声もある医学管理。そもそも医学管理とは・・・?
医学管理は文字の並びの通り医学で管理をすることです!薬の飲み方や効果、副作用を説明することも医学管理の一つです。生活習慣などを指導して病気の状態を管理することや、治療を良い方向へ進めるための指導や説明をすることも医学管理です。

医学管理は病状をよくするための指導をしたり、効果や副作用を知って安全に薬を服用できるように説明をしたり、治療を進めていくうえで必要な情報を伝えるとても大切なことです!医学管理の種類はとても多いので、管理する内容によって毎月の算定が必要だったり、そうでなかったりします。点数もそれぞれ定められていて、低いものあれば高いものまで幅広く設定されています。特殊な内容になるとやはり高い点数が設定されています。

医学管理はどのような場合に算定するの?算定時の注意点!

医療事務は、カルテに記載されていることがすべてです。カルテをしっかりと読み解けるようにすることがポイントです。また、医学管理は特定の病気に設定されているものも多く、どんな病気の時に算定できるのか、早見表で確認して算定するようにしましょう!たとえば、高血圧症の患者さんの診察で、カルテに「特定疾患療養管理」この言葉が記載されていたら、これは医学管理を行ったということになります。あらかじめ定められている特定の病気について、日常の過ごし方など指導をした際に算定できるものなのです。この医学管理を算定する際の注意点は、月に算定できる回数が決まっていること!医学管理を行った記録がカルテに記載されていること!診察は受けていても必ずしも毎回医学管理を行ったとは言い切れませんので、しっかり確認するようにしましょう。

実は調剤薬局で算定されていることも!お薬手帳はお持ちですか?

まいこはん先生の動画でも取り上げられていた医学管理に、「薬剤情報提供料」というものがあります。この医学管理は、医師から処方されたお薬を安全に正しく服用できるように薬の服用方法や効果、副作用の説明をすることなのですが、調剤薬局で「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれたことはありませんか?手帳に処方された薬についてシールが貼られているのを見た事がある人も多いと思います!これも実は医学管理なんです。こちらの算定ポイントは、カルテに「薬剤情報提供料」の記載があること、手帳は所定点数への加算であるということです。加算だけ算定してしまわないように注意しましょう。

薬剤情報提供料の算定は、試験では必ずといっていいくらい毎回、出題されています。点数の高いものではありませんが、所定点数と手帳加算がある場合は加算も、算定漏れのないようにしっかりと確認をしていきましょう!

スクールの授業ではどのように対策をしているの?

ソフトキャンパスでは、カルテの読み解き方を一つ一つ解説、確認していきます。医学管理は、種衣類が多いので対策もしっかりと行う必要がありますが、この言葉があったら医学管理!この記載があったら加算!といったポイントもしっかりとお伝えして試験に向けて準備していきます。

ソフトキャンパスは、通学でもオンラインでも講師と1対1での授業で、お一人お一人に合わせた指導をして一緒に試験の合格を目指していきます!略称用語などの言葉や早見表の読み解き方もテキストとカルテ問題を使用して実践でも役立てられる知識をつけて行きます。難しい、ややこしいと言われている医学管理もポイントを押さえて練習することで試験でもしっかりと自信をもって解き進められるようにしています!医療事務を初めて勉強する方でも自信をもって試験に臨めるように丁寧な指導をしていますので、まずは無料体験からはじめてみませんか?皆様からのお問い合わせをお待ちしております。