【医療事務を勉強している人必見!】診療報酬請求!入院料の算定方法

入院料について算定方法を勉強しよう!

入院基本料とは入院時の基本診療料です。通院の場合は初診料・再診料が算定されます。

入院料算定ポイント

入院料算定ポイントポイント説明
入院日に注意点入院の場合基本料が算定できな代わりに、入院基本料を算定します。ですが即日入院の場合は初診料が算定できます。
入院の初診料算定の注意点即日入院の場合算定できます。その他、健康診断で疾患がみつかり別の病院で入院した場合は初診料を算定できる。時間外加算なども算定できる。
入院加算の算定入院基本料の加算点数が複数あります。数が多く、毎回同じ加算項目とは限りませんので算定の際には要注意です。
入院初回算定検査項目の生化学的検査(Ⅰ)の項目を10項目以上算定した場合は、初回検査のときのみ加算が算定できる。

入院の場合は、計画入院か即日入院のどちらかになります。試験で多く出題されるのは即日入院の例題です。本来基本診療料は入院では外来で算定される初診料や再診料は算定されないので、これまで通院していない病院で外来から診察の結果入院となった場合には例外で初診料が算定できます。

入院加算は数が多いです。その中に医師事務作業補助体制加算というのがあります。医療事務と医師事務は仕事が違います。医師の事務作業を分担して行う役割を持っています。紹介状の作成など事務作業を補助します。そういった役割を行う人員が整っていると取れる加算です。医師事務作業補助者をドクターズクラークとも言いますよね。

その他よく試験で出題されている入院加算も一覧でご紹介します。

  • 診療録管理体制加算
  • データ提出加算
  • 医療安全対策加算
  • 看護補助加算
  • 感染防止対策加算
  • 地域加算
  • 後発医薬品使用体制加算
  • 療養環境加算
  • 救急医療管理加算

食事療養に関する点数算定

食事療養に関する点数算定ポイントポイント説明
入院時食事療養手術前など絶食時は算定できない
特別食加算特別食を出したときは算定できる
食堂加算要件を満たす食堂を備えていると算定できる

基本的に医療事務の試験では記載があれば要件を満たしているとみなして算定できることが多いです。まれに記載があっても受験者が内容を見て算定しないようにする問題もあります。入院加算は診療報酬点数表(早見表)でも一覧で入院初日のみ算定できるもの、一日につきで算定できるものが記載されています。すべてを丸暗記にするには量が多いのが医療事務の試験範囲です。早見表のどこを探したら早く探せるか自分なりにカスタマイズしておきましょう!