【医療事務 初心者さん必見!】医療事務 資格勉強されている方に向けた実践形式解説!

実践形式での算定、今回は「点滴注射編」です。点滴注射の手技料については、算定できるときとできないときの算定について、間違いが多く見受けられるポイントでもあります。算定自体がどの項目もとても細かいですが、点滴注射の算定もカルテをしっかりと見ていないと、誤った点数を算定してしまいますので、要注意です!また、手書き算定をしている方は、やはり薬剤料がありますので計算も大変だと思います。全体的なポイントをまとめていますので、ぜひ動画もチェックしてください!

点滴注射手技料の算定について

点滴注射を算定する際にとても注意しなくてはいけないことは、まず入院患者なのか外来患者なのか。という部分です。点数が異なるのと条件次第では算定できなくなるからです。次にカルテをしっかりと確認しなくてはいけないポイントが、点滴注射で使用した薬剤が【500nl】以上かどうかです。1度に使用した薬剤量が【500nl】以上か未満かで算定が異なります。

  • 外来患者で500ml未満・・・49点
  • 外来患者で500ml以上・・・98点
  • 入院患者で500ml未満・・・算定できない
  • 入院患者で500ml以上・・・98点

上記に記した通りの算定になります。つまり、外来患者の場合は薬剤量が500mlを超えていてもいなくても、算定はできるけど入院患者の場合は500ml以上でないと、手技料は算定できないという事になります。この基準が把握できていないと算定の仕方を誤ってしまいます。なんとなく外来と入院では点数が異なるという事は把握できていても、薬剤の総量を見逃してしまう方が多いようですね。カルテを確認した時に、点滴注射を算定する際は、必ず薬剤量をどのくらい使用しているのかを事前に確認しておきましょう。

点滴注射・ビタミン剤の投与について

点滴を算定する際に注意しなくてはならないのが、ビタミン剤を注射している場合の算定についてです。食事などからビタミンを摂取できないと医師が判断した場合には算定できますが、そうでない場合には算定することが出来ません。試験問題の場合は、カルテの左側に算定の理由などが記載されておりますので、それを見逃してしまうと算定漏れが出てしまいます。実務では、もちろん医師の判断によるものなので算定するかしないかの判断はその都度になると思いますが、試験問題の場合は「ビタミン剤は食事による摂取が困難だと医師が判断したため」などの文言、もしくは食事をしているかどうかにより判断します。
通常食を食べているけど、ビタミン剤を点滴により投与している場合ももちろんありますので、その場合にはビタミン剤の算定はできなくなります。また、食事ではなくとも重湯や7分がゆなどを食べていても、それだけではビタミン摂取できないためビタミン剤を投与して算定する。というルールもありますので、早見表をよく読んでどんな場合に算定できて、どんな条件で算定できるのかを理解しておきましょう。

点滴注射・薬剤料の計算について

薬剤を使用する際には、計算をしなくてはならない薬剤計算になります。これまでも様々な算定の際に薬剤が登場し、計算の仕方をお伝えして参りました。こういった時に、手書き計算とコンピュータ計算の違いは大きく出てくるわけですが、手書き計算の試験を受験される方は、やはり一つずつ計算をしなくてはならないのです。早見表と薬価早見表の2冊を調べる作業はとても大変ですが、早見表は自分なりの虎の巻を作ることをお勧めいたします。毎回毎回、重いページをひっくり返して調べることが無いように、よく調べる定番の項目などは付箋やメモにまとめておくことをお勧めいたします。
普段から調べ物をしたら、これに書き込む。やマーカーで線を引く、付箋で分かりやすく印をつけるなど、受験当時までにしっかりと作りこんでおく必要がありますね。

今回の薬剤は

  • 生理食塩液「ヒカリ」250ml 1袋・・・・159円
  • スルペラゾン静注用 0.5g 1V・・・・・525円
  • ビタミンC 500mg「フソー」1A・・・・84円

となっています。
点滴注射薬剤を計算する際には、以下の通りに計算を行います。
薬価が15円を超える場合は15円を控除(引く)し、10円で除し(割り算)て出た点数につき1点未満の端数を切り上げて得た点数に1点を加算した点数です。
今回は15円を超える薬価になりますので、上記に記した通りに計算を行います。
その結果今回の点数は【77点】となります。
手書き算定を行っている場合は、こうした計算を地道に行わなくてはなりませんので、ちょっと大変ですが、コツがつかめればすいすい計算できるようになると思います。
ただ、薬価早見表から指定の薬剤の価格を見つけ出すのがとても大変だと思います。特に試験中は時間の中で見つけ出さなくてはなりませんので、早見表同様に早く見つけることができるように、過去問題や例題などによく出てくるような薬剤はチェックしておきましょう。事前に確認しておくことで、試験の時に慌てなくてよくなります。
コンピュータで算定をしている方も、この機会にぜひ薬剤計算をしてみて頂きたいです。便利な世の中になり、特に医療系はIT進化がとても速いので、何でもコンピュータで計算をしてくれると思います。ですが、計算されている手順や方法を理解しておくことはとても大切だと思います。そのほかにも、自動算定されている項目なども実は正しく理解できていないかもしれません。資格を取得して、就職をする際に就職先が必ずしもコンピュータ算定とは限りません。まだまだ手書きでカルテを書いて、手書きで計算をしている病院も多いです。診療所など個人で経営している病院は特にです。ご自身が就職をした際に困ることの内容に、算定の手順や流れは一通り把握しておくことがとても重要になります。
合格した後でも構いませんので、今まで算定してきた問題を手書きで計算しなおしてみるのも勉強になりますよ!

点滴注射の略称用語ついて

今回の動画を見て頂くとお分かりいただけると思いますが、カルテには「点滴注射」との記載はありません。なぜ、この内容が点滴注射の算定だとわかったかと言うと、「DIV」と略称用語がカルテに記載されていたからです。これまでに各項目の略称用語は動画でも解説をしてきましたが、そのうちの一つになります。カルテには基本「点滴」「点滴注射」「DIV」という記載が多くなると思いますので、カルテに記載されていた場合には注意をしていきましょう。略称用語は種類も多いので、すべてを覚えておくのは難しいと思います。注射以外にも略称は多いです。こうした略称用語は診療報酬早見表に記載されていないことが多いので、きちんと自分の手で書くことで忘れないようにすることが大事だと思います。

いかがでしたでしょうか。点滴注射は算定問題で出題が多い項目になりますので、算定のコツを理解しておくととてもスムーズに算定ができるようになると思います。ある程度、テンプレートでこの手順で算定する。という事を理解したうえで、チェックポイントや算定ポイントを理解しておくと今後の算定で迷うこともなくなると思います。医療算定はとても細かく、範囲も絞れない分自分自身が算定しやすい流れを把握しておくと試験合格も近くなると思います。もし、動画などを見てこういう場合はどうしたらいいのだろうか?という疑問があった場合には、コメントなどでご質問頂ければと思います!皆様からのコメントお待ちいたしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。