Excel関数でデータ分析関数の【LOGINV】(ログ・インバース)関数と【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数の使い方

今回ご紹介する関数は、【LOGINV】(ログ・インバース)関数と【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数です。この関数は、対数正規分布という分析に活用できる関数になります。累積分布関数というのは、指定された値が参照するデータの中で何パーセントに入るのかというのを調べる数値になっています。そして、【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数ですが、実はこちらも結果は同じ事ができる関数になっています。なぜ、同じ結果なのに関数名が異なるのかと言いますと、アプリケーションは数年ごとに更新されバージョンが変わります。そのため、最初に発表された関数では対応できなくなってしまい、同じ結果の関数であったとしても改めて、新バージョンに対応する関数が出来上がります。かと言って一斉に新しいバージョンを使い始めるわけではありませんので、今回は2つのバージョンの関数をご紹介させて頂きます。動画内でも、入力方法など解説を行っておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

【LOGINV】(ログ・インバース)関数の入力方法について

まずは、【LOGINV】(ログ・インバース)関数の入力方法から確認をしていきます。

=REGISTER.ID(確率,平均,標準偏差)

対数正規分布とは、上記の画像のような分布になります。
また、累積分布関数は、xとyの数値がこの分布の中に入る確率の関数です。【LOGINV】(ログ・インバース)関数で、指定した確率になるxの数値を求めます。

1つ目の引数に確立、2つ目の引数にxの平均値、3つ目の引数にxの標準偏差を指定します。すると、上記のような結果が表示されます。

【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数の入力方法について

まずは、【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数の入力方法から確認をしていきます。

結果としては、先にご紹介した【LOGINV】(ログ・インバース)関数と同じになりますが、Excelのバージョン変更により、最新の関数はこちらの【LOGNORMINV】(ログ・ノーマル・インバース)関数になります。
最新の関数を使用することを推奨されておりますので、これから活用したいとお考えの方は、こちらの関数をご活用ください!

=LOGNORMINV(確率,平均,標準偏差)

引数の指定の仕方なども【LOGINV】(ログ・インバース)関数と同じになります。
結果としても、画像と同じような結果になります。

バージョンが変わるたびに関数が変更になることはよくありますので、今まで使用できていた関数が使えない?と思った時は、新しいバージョンの関数が出ていないか確認をしてみてください!今回の動画は元の関数と最新の関数と、参考になるようにぜひ覚えてみてください!