今回はパワーポイントでグラデーションを使ったロゴを作成していきます!グラデーションのつかいどころは様々あり、スライドの背景や文字、写真など幅広く使うことができます。簡単なデザインの例を動画でご紹介しているのでこちらもご覧ください。
今回は「パワポでデザイン」をテーマにフォントのインストール方法から行っております。動画をご覧いただいてぜひお役立てください。
「【パワーポイント】オフィスソフトでもここまでできる!グラデーションを使ってロゴを作成してみよう!【ソフトキャンパスYoutubeライブ配信講座】
「【パワーポイントの使い方講座】PowerPointのグラデーションを使って資料作成に使えるロゴを作ってみよう②」
目次
パワーポイントで使うフォントをインストールしてみましょう
文字の書体(フォント)をパソコンに入れてみます。入れ方はパワーポイント初心者でも簡単です。windows10の場合パソコンの「スタートボタン」から「windowsシステムツール」の中に「コントロールパネル」があります。
このコントロールパネルの中に「フォント」というフォルダがあるのでそこにダウンロードしたフォントのデータを入れていきます。ドラッグして入れるだけなので簡単に行うことができます。(3分30秒あたりから)
かっこいい、かわいいフォントの種類はどこから探してダウンロードするの?有料?無料?何が違うの?
フォントには有料と無料がありますが、無料のものでも種類が豊富です。
今回動画で使っているフォントは「Mgen+」というフォントです。
そのほかにも
さわらびフォント
などがおすすめです!パワーポイントで資料を作成する際に雰囲気に合わせて選んでいただければと思います。
こういったサイトからダウンロードしたフォントのデータは拡張子が「.ttf」「.otf」だったりします。このファイルを上記のようにコントロールパネルから「フォント」フォルダにいれていただければインストールされます。
まとめると好きなフォントをダウンロードしてフォントフォルダに入れるだけなんです!
パワーポイントでダウンロードしたグラデーションロゴを作ってみましょう!
次は、パワーポイントでダウンロードしたフォントを使って、ロゴをつくっていきます。また、キラキラのマークを作って、図形にグラデーションをつけて設定をかけていきたいと思います。
①フォントを選びインストール→②グラデーションをつけていく→③キラキラのマークをつくる→④文字を反転させる→⑤背景色や仕上げ…という流れで作るときのポイントをご説明していきます!
①ロゴ作成のフォント選び方・作り方のポイント
最初にロゴ作成の時に、ロゴに使いたいフォントをダウンロードします。が、選び方や作り方にもポイントがあります!フォント一つで印象が変わるので、選び方は重要です。
- なるべく太いフォントを選ぶ。
- 2文字の大きさも見やすいようにある程度大きく作る。
※今回の動画では文字の大きさは80ptにしています。
入力される文字は、素材によって変えるのが一番です。ロゴにはインパクトが必要なので太いフォントを選んだほうが、印象に残りやすいと思います。また、文字の大きさについても「絵文字が見やすいもの」や「文字が読みやすいサイズ」なども考えながらサイズを決めるのも引き付けるポイントになります。
②文字のグラデーションの設定のポイント
文字のグラデーションの設定は、また、今回のグラデーションの設定では滑らかなグラデーションの設定ではなく、すぐに変化するタイプのグラデーションにするための設定を行います!
- テキストボックス内の文字を『文字の色』ではなく『ワードアート』で変える。
- 文字の塗りつぶしで1色からグラデーションに変える。
- グラデーションの色は2色使用します。
- グラデーションの設定は「位置を50%」にしてすぐ変化するグラデーションにする。
設定のポイントとしては、普段使っているフォントの色ではグラデーションになりません。ロゴなどでグラデーションにする場合は、ワードアートにある文字の塗りつぶしから変えましょう。グラデーションの位置も「色の境目をはっきりさせたい」時に使うと、かなりカッコいいロゴになりますよ!
③キラキラのマークをつくる時のポイント
今回作っているロゴには、文字以外にもキラキラのマークも入っています。これをPowerPointで作ることができるのか?と思ってしまいますが、図形の機能を使うと簡単にできてしまいます。今回は手裏剣の図形を使ってキラキラを作ります。
- Shiftキーを押しながら図形をドラッグして描く。
- 図形の形を変えるときは黄色い丸をドラックする。
- コピーするときは「Ctrlキー+ドラッグ」で簡単に!
- 図形を小さくする時も、45°回転する時もShiftキーを押しながら。
- 光沢感を出すために塗りつぶしに透過(今回は80%)をつける。
ポイントとしては、図形を描くときやサイズを変えるとき、回転させるときははフリーハンドではなく、Shiftキーを押しながらマウスをドラッグすると、「縦横比が一緒のまま」になります。意外と細かな点ですが、あとからサイズを直す必要がなくなるので、すごく楽な機能です!
④文字を反転させる時のポイント
そもそも文字を反転させる機能(3-D回転のスタイル)はパワーポイントにもありますが、少し今回はこだわりたいので自分で反転させます。先ほどご紹介したコピーの仕方なども参考にしながらやってみましょう!
- 反転は3-D回転のオプションから必要に応じてX軸 / Y軸に入力。
- 反転させた文字はグラデーションの色や設定を変えます。
- 反転させた文字の配置場所は元の文字の足元に来るように調整する。
反転させたい文字は、影の部分になるため、グラデーションの設定カラーとしてはモノクロやグレー系統のカラーにします。また、文字の枠線をなくすだけで、さらに影らしくなります。もちろん、反転させた文字の位置などは、配置する場所によって印象など変わってしまいますので、足元に来るように慎重に配置しましょう!
⑤文字の背景色の設定や仕上げのポイント
最後に、ロゴを仕上げるときのポイントとして背景色などの設定をします。背景色がない状態でも申し分がないですが、でも、やはりカッコいい資料作成に使えるロゴを作りたいので、文字のテキストボックスに背景色や、キラキラのマークを使っていきます。
- 背景色は元の文字のテキストボックスにつける。
- 反転させた文字のグラデーションに透過をつけて違和感がないようにする。
- キラキラのマークは、コピー機能を使いながら、適度に配置する。
背景色をつけるだけで、印象がかなり変わります。締りのある色だと、キラキラのマークも映えますので、濃い色になりますが黒などのダーク系の色を使ってみましょう。また反転させた文字は、背景色からはみ出してしまったり、少し違和感が出てくることもあります。文字色を透過させることで馴染みますので、調整してみましょう。仕上げにキラキラのマークは大小さまざまなサイズを使うと
まとめ
今回は、フォントのダウンロードから、ダウンロードしたフォントを使ってパワーポイントで使える、カッコいいロゴの作成の仕方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ロゴの作り方も様々ありますが、見やすい、人に見られやすいロゴというのは、文字の形やサイズ、色などでも変わりますが、それ以外に文字の形を変える機能・図形の作成する機能を使うことによって、単純ではない、少し手の込んだカッコいいロゴを作ることができます。
なかなか使ったことのない機能ばかりだった…と思われるかもしれませんが、パワーポイントでは、資料作成以外にも今回ご紹介した機能がたくさん使えます。改めて佐川先生の動画を見ながら、パワーポイントで沢山利用してみてくださいね!