画像診断のポイントは、画像診断の種類を明確に理解することです。「X線診断」「核医学診断」「コンピュータ断層画像診断」の3種類に分けたとき、どういったパターンがあるのかを流れで覚えます。カルテにどういう記載があるか、それに対して当てはまるパターンは府どれかなど、画像診断はカルテに必要な情報は掲載されていますので、ポイントを理解してカルテから導く事ができれば、早見表を見なくても算定することが可能です。手書きでレセプトを書いている方は点数を早見表で確認しなくてはなりませんが、パソコンで算定をしている方は入力の仕方がポイントです。そのポイントを的確に覚えて対策を行いましょう!
X線診断の算定方法と略称用語まとめ
画像診断のポイントは上記に記載した通り、種類がポイントです。種類によってある程度算定の手順はパターン化されます。「X線診断」の場合は一般的な算定方法は「X-P単純」という算定方法になり、部位、撮影方法(アナログ・デジタル)、写真診断料、フィルム料を算定します。パソコンでの操作の場合はある程度自動入力されますので、あとはフィルム料を算定するか、画像保存として加算を算定するかを確認するだけです。また、カルテに「X-P単純」と記載されていても、造影剤を使用している場合があります。その場合には、カルテの記載内容として薬剤の記載もあるため、これもまた分かりやすいです。造影剤を使用している場合は、造影剤使用撮影として算定します。選ぶ項目が違うだけで流れは一緒です。造影剤使用撮影の場合は、薬剤の算定忘れに要注意です!というように重要なポイントをしっかりと把握して頂く事で、画像診断はパターンである程度算定することが出来ます。
まとめた内容はYoutube動画内で詳細に説明をしておりますので、ぜひチェックしてください!
コンピュータ画像診断の算定方法と略称用語まとめ
コンピュータ画像診断と言われると分かり辛いのですが、いわゆる「CT」「MRI」と言われる画像診断を行った場合に算定できる項目です。カルテにはそのまま記載されるためとても分かりやすいです。気を付けなくてはならない部分で言うと、CT・MRIは機械の規模によって点数が変わります。試験問題の場合は、その規模が欄外に記載されていることがとても多いので、見逃してしまう方が非常に多いです。また、造影剤使用撮影の場合にはX-P診断と異なり、造影剤用加算を算定することになります。そのためこちらの加算項目も算定し忘れが多い項目になっています。何の診断の際に何を算定しなくてはならないのかを、しっかりと把握することでこういったミスを事前に防ぐことができます。
流れで算定できる項目とプラスで算定する加算項目の種類を分かりやすく書き出すことで、ミスを防ぐことはできます。
早見表を見やすくするのも試験対策の一環ですので、動画を見ながら自分なりの見やすい早見表を作り上げていきましょう!