【医療事務】手術項目の輸血について解説!

【医療事務】手術項目の輸血について解説!
今日は医療事務資格勉強をされている方に実戦形式で医療事務の入院算定の輸血についてをピックアップしてをお伝えしたいと思います。
実は輸血の種類は多く、どのような輸血方法かによって算定が異なります。
では、早速みていきましょう。ぜひ、動画も確認してみてくださいね!

医療事務の入院算定の輸血とは

輸血と言われると大きなくくりで、輸血と認識される方も多いと思われますが、輸血の種類は数種類あります。まずは、輸血の種類にどのような方法があるのかを確認していきましょう。
①保存血液輸血②自家採血輸血③自己血輸血④交換輸血⑤成分輸血などの輸血方法があります。
一番想像しやすい輸血方法は、街中でよく見かける検血にご協力ください。という呼びかけや看板がありますよね。このように、街頭などで呼びかけを行い、採血し各病院へ運ばれる輸血を保存血液輸血と言います。採血した血液に保存液を入れて、血液バンク等に保管され各病院へ運ばれます。また、自家採血輸血は自病院で採決を行い、病院内で輸血を行う事で、自己血貯血は自分の血液を事前に採血し、必要な際に自分の血液を体内に戻すという輸血方法になります。このように輸血に様々な方法があるのをご存じでしたか?医療事務の算定を勉強して始めて知ったという方もいらっしゃると思いますが、カルテにどのような輸血方法を用いたかで算定が変わりますので、要注意です。また、輸血は何mlごとに算定など、量や回数によっても点数が変わります。
算定をする際に、もう一つ気を付けなくてはいけないのが、血液自体の算定です。輸血方法を算定して安心してしまい、血液自体の算定を忘れてしまう方も多いです。あくまでこうした点数は、輸血方法なので一緒に体内に入れた血液自体の算定も行わなくてはなりません。さらに、輸血を行う際には同時に加算点数も複数あります。どれもしっかりとカルテに記載されておりますので、カルテをきちんと確認して漏れの無いように算定し行きましょう!
輸血の算定は、やはり外来での算定よりも入院算定の際に出題されることが多いので、手術や麻酔などと一緒に重要項目として覚えて頂ければと思います。

まとめ

【医療事務】手術項目の輸血について解説!しました。今回は資格試験の準備をしている方に理解を深めていただこうと医療事務の入院算定の輸血の種類についてわかりやすくお伝えしてまいりましたが、いかがでしたか。意外と、勉強をしてみないと分からないことも多かったりしますね。自分がいざという時のための知識にもなりますので、参考にしていただければ嬉しいです。