Excel(エクセル)には様々な関数がありますが、2進数に関する関数が複数あります。今回は2進数をAND(論理積)と言われる計算方法と、OR(論理和)と言われる計算方法の2種類をご紹介いたします。BITAND関数は10進数の数字を2進数に変えてAND計算する方法になり、BITOR関数はOR計算をする方法になります。

BITAND(ビット・アンド)関数とは?

ビットはコンピュータの内部のデータ形式になりますが、2進数の数字だと思ってください。BITAND(ビット・アンド)関数は、2進数をAND計算、論理積と言われる計算をする関数になります。例えば、2つの同じ桁にあるビットが両方とも1の場合だけ1とし、それ以外の場合は0とした値を返す。といった形になります。

図を見てみると「0」と「0」、「0」と「1」のAND計算は「0」になり、「1」と「1」のAND計算は「1」になります。BITAND関数は10進数の数字を2進数に変えて、桁ごとにAND計算する関数になります。

=BITAND(0以上の数値を指定、0以上の数値を指定)と関数は入力します。
動画や上記画像を参照してください。このように計算式を入れて、返される結果はパラメーターのビット単位【AND】となります。ビットの位置にあるパラメーターのビットが1である場合のみ、それぞれのビット位置の値がカウントされていきます。
ビット位置が返す値は、右から左へ進むにしたがって2乗則で増加していきます。右側のビットは1(2^0)を返し、その左のビットは(2^1)を返します。これ以降も同様になります。
どれかの引数に0未満の値を指定すると、エラー値「#NUM!」が返されます。どれかの引数に整数以外の値または(2^48)-1より大きい値を指定すると、エラー値「#NUM!」が返されます。どれかの引数が数値以外の値の場合、エラー値「#VALUE!」が返されます。

『=BITAND(1,5)』
1の2進表現と5の2進表現を比較します。

1の2進表現は1で、5の2進表現は101になります。これらのビット数は、1桁目のみが一致している結果です。これは2^0、つまり1として返されるという事になります。

BITOR(ビット・OR)関数とは?

BITAND関数に似ているのですが、BITOR関数は数値のビットをOR計算します。2つの数値の同じ桁にあるビットのどっちか片方でも1の場合は1として、それ以外の場合は0とした値を返します。

ORの場合は「0」と「0」の時は「0」、それ以外は1になります。
=BITOR(0以上の数値を指定、0以上の数値を指定)と関数は入力します。
動画や上記画像を参照してください。返される結果は、パラメーターの【OR】です。ビット位置にあるどれかのパラメーターのビットが1である場合、返される結果でそれぞれのビット位置が1になります。ビット位置が返す値は、右から左に進むにしたがって2の累乗で処理します。右端のビットは1(2^0)を返し、その左のビットは2(2^1)を返します。これ以降も同様になっていきます。どれかの引数が制約外の場合は、エラー値「#NUM!」が返されます。どれかの引数が(2^48)-1より大きい場合は、エラー値「#NUM!」が返されます。どれかの引数が数値以外の値の場合は、エラー値「#VALUE!」が返されます。

『=BITOR(23,10)』
2つの数値の2進表現のビット位置を比較して、どれかの位置が1を含む場合は、ビットの場所に応じて2の累乗をかえします。
その後に、それらの数値が加算されていきます。

例えば数値『23』は、2進数では『10111』であり、『10』は『1010』になります。
2つのうちどれかの数値の5つすべての位置のどれかに、値1が現れています。両方の数値が同じ桁の数を持つように、『1010』を『01010』と表現出来る訳ですね。『2^0、2^1、2^2、2^3、2^4』が合計されて『31』になります。

BITAND(ビット・アンド)関数・BITOR(ビット・オア)関数まとめ

ここまでいかがでしたでしょうか。BITAND(ビット・アンド)関数・BITOR(ビット・オア)関数の使い方、入力し方、活用方法について解説を行って参りました。
コンピュータの勉強をしていると必ず2進数や10進数の話は出てきますよね。
概念として理解していても、それを関数という計算式で計算するという事まで知っている方はいらっしゃいましたでしょうか。数多く存在している関数ではありますが、いつも使うようなありきたりな関数ばかりではなく、ちょっと先を行った関数を理解していざという時に使えるととても便利ですよね。もちろん、今すぐ使える関数もとても大事です!しかも、関数とはいざ必要になった時に思い出せなくなってしまったりすることもありますよね。
本屋さんやネットを検索すれば、こう言った解説を行う記事はたくさん出てくると思いますが、動画と文字で解説しているホームページはとても数少ないと思いますので、ぜひソフトキャンパスの解説を見て、皆さんの関数知識の参考となって頂ければと思います。

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