Excelで【COMPLEX】(コンプレックス)関数の使い方

Excel(エクセル)関数の中には、頻度が高くないけど知っておくと便利な関数や、特殊なお仕事に就いている人の中には、必要なメジャーではない関数など種類が数多くあります。その中で、今回は【COMPLEX】(コンプレックス)関数というものを紹介したいと思います。皆さん複素数というものをご存じですか?この【COMPLEX】(コンプレックス)関数は、「実数係数」または「虚数係数」を「x+y1」や「x+yj」の形式の複素数に変換するための関数になります。あまりなじみのない単語が多く出ておりますが、知っている人は知っていて、使うと便利!という関数もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画で実際に関数を入力して動かしているので、ご覧ください。

【COMPLEX】(コンプレックス)関数の入力方法について

【COMPLEX】(コンプレックス)関数の入力方法はこのようになります。

=COMPLEX(実部,虚部,虚数単位)

このようになります。上記の画像内容で【COMPLEX】(コンプレックス)関数を入力すると、セル【B1】に実数部の係数にしたい数字が入力されていますので、引数の【実部】にセル【B1】を指定します。そしてセル【B2】には、虚数部の係数になる数字が入力されていますので、今度は引数の【虚部】にセル【B2】を指定します。
答えを出したいセルに【COMPLEX】(コンプレックス)関数を入力し、それぞれを上記のように指定し行くと。。。

結果【2+3i】と複素数で表示できましたね。
これが【COMPLEX】(コンプレックス)関数になります。ちなみに、関数を入力する際の注意点ですが、虚部の単位として小文字の「i」または「j」を指定しますが、大文字は指定することができません。また、省略することもできるのですが、省略をすると「i」を指定したという事になります。

今回の関数を見て、頭の中が「???」となった方もいらっしゃると思いますが、分かる方は便利!と使用したいと思って頂ければとてもうれしく思います。
世の中に関数は400も500もあると言われています。すべての関数を理解するのはなかなか難しいことではありますが、興味を持っていろいろと挑戦して頂けるきっかけになったらとてもうれしいですね。身近に使える関数の外にも、専門的な関数もまだまだたくさんあります。こちらのブログとYoutubeの動画配信では、いろんな分野の方がいろんな関数に興味を持っていただき、少しでも参考になって頂ければと思います。これからも引き続き、ブログの更新と動画をアップしていきたいと思いますので、興味のある方はぜひ!今後とも宜しくお願い致します。