「Photoshopって何が出来るの?」
「Photoshpを使ってみたい!」
「Photoshopを使って画像の加工がしたい!」
という方に向けて、Photoshopを使う際に抑えておきたい基本操作をまとめました。
この記事を読めば、はじめてのphotoshopでも使い方を覚える事が簡単になります。
Photoshop使用歴8年の私が、初心者の方がはじめに抑えておいた方が良い事を書きました!
最初にPhotoshopの機能説明、後半で実際にPhotoshopを使った画像の加工について解説していきたいと思います。
「Photoshpを使いこなしたい!」と思っている方は、ぜひ読んでみて下さいね!
目次
- Photoshopについて初心者が抑えておきたい事
- Photoshopとは何か
- Illustratorとphotoshopの違い
- Photoshopは無料アプリでも使える? Photoshop Expressの紹介
- photoshopの様々な機能一覧
- photoshopを使った実際の活用方法
- photoshopの使い方1:初心者が覚えたい3つの基本操作
- ①画像の明るさ調整
- ②トリミング
- ③画像保存
- Photoshopのワークスペースの名称をざっくり紹介
- photoshopのツールの名称一覧
- 新規作成とカラーモード
- photoshopの使い方2:人物を切り抜きする方法
- photoshopの使い方3:Youtubeのサムネを作る方法
- Photoshopのおすすめ勉強方法
- Photoshopのおすすめ勉強方法1:書籍で使い方を勉強する
- Photoshopのおすすめ勉強方法2:動画で使い方を勉強する
- まとめ:Photoshopを使いこなそう!
Photoshopについて初心者が抑えておきたい事
Photoshopは様々な機能があり大変便利なツールですが、少し難しい印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。
初心者の方は、いきなりPhotoshopを使ってみるよりも、はじめに抑えるべき事を知る事で、その後の学習や習得がスムーズになります。
では、どんな事を抑えておくのが良いのでしょうか。
初心者の方が最初に知っておいた方が良い基本知識を以下にまとめました。
【Photoshopについて初心者が抑えておきたい事】
- Photoshopとは何か
- Illustratorとphotoshopの違い
- photoshopの様々な機能
- Photoshopのワークスペースの名称
- 基本操作①画像の明るさ調整
- 基本操作②画像の切り抜き
- 基本操作③テロップの作成
- Photoshopの勉強方法
ここからは、それぞれの項目について、具体的に説明していきます。
登場キャラクター:
Photoshopにとても詳しい頼れる先輩。
Photoshop初心者。ねずみ先輩の後輩。
Photoshopとは何か
Photoshopとは、Adobe社が提供している画像編集ソフトです。
写真の加工や合成等に使える、様々な機能が搭載されており、画像編集をする人には欠かせないソフトです。
Photoshopを使うには、Adobeのアカウントを取った後に、ソフトをPCへインストールする必要があります。
以前はAdobe Creative Suite(通称:CS)という買い切りの製品版がありましたが、現在はサブスクのAdobe Creative Cloud(通称:CC)に移行している為、ソフトを使うには、月額または年間のプランに入会する必要があります。
製品版とサブスク版の違いですが、サブスクはリリースごとに新機能がアップデートされていきます。
リリースの度に新しく購入する必要がないのは嬉しい点ですよね。
Illustratorとphotoshopの違い
Illustratorがベクトル画像という、線や点をコンピュータが数値化して表現しているものに対して、Photoshopはビットマップ画像という、点描の様なドットの集まりで表現しています。
詳しく知りたい人は下の図も参考にしてみて下さい。
【ベクトル画像とビットマップ画像の違い】
ベクトル画像
Illustratorで使用されている画像表現方式。線と点をコンピュータが数値化している為、拡大してもぼやけない。
ビットマップ画像
Photoshopで使用されている画像表現方式。点の集まりで構成されている為、拡大するとぼやける。
Illustratorで出来る事、photoshopで出来る事
それぞれのソフトが得意な制作物の例
【Illustratorが得意とする制作物の例】
- アイコン
- ロゴ
- Webサイトのワイヤーフレーム 等
【Photoshopが得意とする制作物の例】
- 画像編集全般
- エフェクトを使用したテロップ
- ブラシを使用した絵画 等
実際の現場ではどう使っている?
photoshop elementsと、photoshopとの違い
Photoshop elementsは、Photoshopの簡易バージョンのソフトです。
Photoshop elementsは比較的安価で購入出来、Photoshopよりも操作が簡単で使いやすいという違いがあります。
しかしPhotoshopに搭載されている一部の機能が使えない為、本格的に画像編集をしたい人はPhotoshopの購入を検討した方が良いでしょう。
【Photoshop elements】 | 【Photoshop】 |
---|---|
購入価格:約1.5万円 | 購入価格:年間約1~2万円 |
購入形態:買い切り | 購入形態:サブスク |
機能:少ない | 機能:多い |
扱えるデータ:WEB用データのみ* *CMYKという印刷用のカラーモードに対応していない。 | 扱えるデータ:WEB用データと印刷用データ |
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Photoshopは無料アプリでも使える? Photoshop Expressの紹介
*一部アプリ内課金あり
Photoshop ExpressはApple AppやGoogle Playで無料ダウンロードが可能で、スマホ上でPhotoshopの一部機能を簡易的に体験する事が出来ます。
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photoshopの様々な機能一覧
レタッチ機能
人物の肌等を明るくしたり、そばかすを消したりする事が出来ます。
グラデーション機能
グラデーションを使って写真やデザインを彩る事が出来ます。
フィルター機能
あらかじめ搭載されている特殊効果(フィルター)を使って画像を絵画やモザイク画の様に加工出来ます。
ブラシ機能
様々な種類のブラシを使用して、ソフト上で絵画をペイント出来ます。
photoshopを使った実際の活用方法
【活用例1:イラストの制作・加工】
ブラシや鉛筆ツールを使いイラストを制作したり、イラストの加工を行う事が出来ます。
【活用例2:Youtubeのサムネイル】
Youtube用の目を引くサムネイルを作る事が出来ます。有名YoutuberもPhotoshopを使用してサムネイルを作っています。
【活用例3:コスプレ写真の加工】
キャラの雰囲気や、物語の世界観を表現する人物写真の加工がPhotoshopで出来ます。
photoshopの使い方1:初心者が覚えたい3つの基本操作
【初心者が覚えたい3つの基本操作】
- 写真の明るさ調整
- トリミング
- 画像保存
①画像の明るさ調整
まず覚えたいのが「画像の明るさ調整機能」です。Photoshopでは様々な機能を使用し、明るさが調整出来ます。
【Photoshopの代表的な明るさ調整機能3つ】
①明るさ・コントラスト
明るさとコントラストの2つのスライダーを使って調整する機能。
②レベル補正
その写真のヒストグラム(ドットの諧調を集計したものをまとめたグラフ)を使用して調整する機能。
③トーンカーブ
ヒストグラム内で指定した部分だけを調整出来る機能。
②トリミング
トリミング:画像の一部分を切りぬく方法
①切り抜きツールを選択
②切り抜くサイズを調整
③○を押す
④完成
③画像保存
Photoshopで出来る画像保存には複数の方法があるけれど、ここではその中の「別名保存」のやり方について解説していくよ。
別名保存の方法
①ファイルから「別名で保存…」を選択
②コンピューターに保存を選択
③拡張子を選ぶ(ここではJPEG)
④保存を押す
保存時の注意点!拡張子とは
【拡張子とは】
拡張子とは、コンピューターがファイルの種類を認識する為の文字列の事。拡張子を変える事でファイルの性質が色々変わる。
【画像の拡張子一覧】
- jpg(ジェイペグ)
一般的に写真に用いられる。人物やグラデーション等の色数の多い画像表現向き。 - png(ピング)
ロゴマークやアイコン等に用いられる。背景が透過される。 - gif(ジフ)
動く(アニメーションする)画像に用いられる。色数が少ないので、グラデーション等には不向き。 - psd(ピーエスディー)
Photoshopのファイル形式。画像を再度編集したい際にはpsdで保存する。
Photoshopのワークスペースの名称をざっくり紹介
【Photoshopのワークスペース】
- メニューバー……基本のメニューが入っている場所。
- オプションバー……ツールを使用する際に、細かな設定を変更出来る場所。
- ツールバー……ブラシや消しゴム等、様々なツールが収納されている場所。
- ドキュメントウィンドウ……キャンバス(作業領域)に当たる部分。
- 各種パネル……各機能のより詳しい設定が出来る場所。
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photoshopのツールの名称一覧
Photoshopのツールバーには、様々なツールが入ってるよ。
ここからはよく使われるツールを一覧で紹介していくよ。
最初は全部覚えなくてOK!
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新規作成とカラーモード
【ファイルの新規作成】
①Photoshopを立ち上げる(アイコンをWクリック)
②ファイル→新規
③各種設定をしてから→作成を押す
【各種設定】について
【カラーモードについて】
RGBとCMYKの違い
RGB:Webで使用されるカラーの基準。R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の光の三原色で構成されている。
CMYK:印刷で使用されるカラーの基準。C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)の色料の三原色に、K(黒)を足したもので構成されている。
photoshopの使い方2:人物を切り抜きする方法
人物のみを切り抜きたい
【人物のみを切り抜く方法2つ】
- 選択ツールで切り抜く
- ペンツールで切り抜く
①選択ツールで選択する
背景が1色の場合「選択ツール」を使用して背景のみを選択した後デリートすれば、簡単に人物の切り抜きが可能です。
選択ツールの機能一覧
おすすめ動画
②ペンツールで選択する
①ペンツールを選ぶ
②人物の輪郭線に沿ってなぞる様に、ペンツールで囲う
③選択範囲を作成する
【選択範囲の作成方法】
①パスパネルから、作成したパスを選択
②選択範囲を作成
③選択範囲が作成された
応用:髪の毛等細かい切り抜きがうまくいかない時に……選択とマスク
【選択とマスクとは】
髪の毛等の境界線が曖昧な箇所を識別して細かく切り抜く機能。
選択とマスクの使い方
①選択範囲→選択とマスクを選ぶ
②境界線ブラシツールを選択
髪の毛等の細かい部分を選択する
おすすめ参考サイト
使わざるをえない!正確に、すばやく画像を切り抜ける最適なテクニック「選択とマスク」
④選択範囲を反転する
【選択範囲の反転】
①人物が選択された状態
②選択範囲→選択範囲の反転
③選択範囲が反転された
⑤背景の削除
【背景の削除】
①デリートキーを押す→背景が消える
②選択範囲→選択を解除
③選択が解除された
応用:合成の方法
【合成の方法】
①背景に合成する画像を読み込む
②読み込まれたら「〇」を押す
③レイヤーの順番を変更する
④背景が合成された
レイヤーとは
【レイヤーとは】
重ねたシートの様なもの。透明部分は下のレイヤーが透けて見える。
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photoshopの使い方3:Youtubeのサムネを作る方法
完成図
①文字を打つ
まず、文字を打ちます。
【文字の打ち方】
①ツールパネルから、横書き文字ツールを選ぶ
②写真の上に文字を打ち込む
②文字サイズ、フォント、カラーを調整する
次に、文字サイズとフォント、カラーを調整していきます。
【文字サイズ、フォント、カラー調整】
①打った文字を選択し、文字パネルで任意の文字サイズを入れる
②文字パネルで、任意のフォントを選択する
③文字を選択した状態でカラーを変更する
③フォントにエフェクトを加える
【フォントに加工を加える】
①レイヤーパネルで、フォントのレイヤーをWクリックする
②レイヤースタイルのパネルが表示されるので「境界線」にチェックを入れ、任意の境界線のサイズやカラーを入れてOKを押す
③境界線が足され、サムネが完成した
おすすめ動画
Photoshopのおすすめ勉強方法
【Photoshopのおすすめ勉強方法】
①書籍で使い方を勉強する
②動画で使い方を勉強する
Photoshopのおすすめ勉強方法1:書籍で使い方を勉強する
操作を1から解説している書籍を選べば、初心者の方も段階的にステップアップしていく事が可能です。
また書籍の中にはチュートリアル素材がセットになっている事も多いので、実際にソフトを使いながら勉強する事もできます。
おすすめ書籍の紹介
おすすめの書籍は「Photoshop®クイックマスターCC」です。
この書籍は基本的な操作を学べる他、「Photoshop®クリエイター能力認定試験」という資格試験の対策もできる構造になっています。基本操作を学びながら、試験の勉強も出来るので資格が欲しい方に特におすすめです。
おすすめ書籍
Photoshopのおすすめ勉強方法2:動画で使い方を勉強する
Photoshopの操作は複雑な部分も多いので、解説動画で流れを見ながら勉強するのが効率的です。
今はYoutube等にも初心者向けから上級者向けまで、多くのチュートリアル動画が上がっているので、ぜひ学習に役立ててみて下さい。
おすすめYoutube動画
おすすめの動画サイトの紹介
おすすめの動画サイトはAdobeの「Photoshop チュートリアル」です。
Adobeの公式サイトなので、見やすくて分かりやすくい、高クオリティの動画が多いです。
高いクオリティにも関わらず、無料で閲覧する事が出来ます。
おすすめ動画学習サイト
まとめ:Photoshopを使いこなそう!
Photoshopの使い方について、初心者の方が知っておきたい事を、ざっくりと解説してきました。
難しいと思われがちなPhotoshopですが、写真加工やデザインで使える機能の種類の豊富さは随一で、使い始めれば様々な創作の可能性が広がります。
ぜひPhotoshopを使いこなし、あなたの創作ライフにお役立てください!
関連リンク:
Photoshopの使い方記事一覧